この記事では「についても配慮する必要があるかと存じます」について解説をします。
「についても配慮する必要があるかと存じます」とは?意味
ある事柄に関しても気にかけなければならないと思う、という意味です。
「について」は、ある事柄に関してその範囲を限定するさまを表します。
「も」はある事柄をあげて、他にも同じような事柄があることを意味します。
「配慮」は、あれこれと気を配ることです。
「存じ」は「思う」「考える」の意の謙譲語になります。
「ます」を後にともなって、改まった気持ちを込めていうのにも用います。
「についても配慮する必要があるかと存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄について配慮をする必要があり、それとは別の事柄も配慮をする必要があるときに用います。
「についても」と「も」を使っているので、配慮をする必要があると思われる事柄は一つではありません。
気にするべき事柄が一つであれば、「も」は使わずに「について〜」という言い方をします。
たとえば、商品のデザインにもっと配慮すべきだという意見が出ているとします。
デザインに配慮をするのは必要だと思われます。
しかし、配慮をした方がよい事柄はデザインだけではありません。
他にも軽量であることにも配慮をすべきだと思われます。
このように、一つのことだけでなく、他の事柄にも気を配る必要があるときに用いる言葉です。
「についても配慮する必要があるかと存じます」をいう例
・『見た目についても配慮する必要があるかと存じます』
「についても配慮する必要があるかと存じます」の返答や返信
配慮をする必要があると述べている事柄について、本当に配慮が必要であるのか検討をしてみてください。
そうした方がよい場合は、その事柄にもう少し気を配りましょう。
この発言をしている人は自分と違う考えかもしれません。
だからといって、他人の意見を聞かないようでは新しいものは生まれません。
他の人の考えにも耳を傾けることは、視野を広くすることにつながります。
まとめ
この言葉は、ある事柄の他に何かに配慮をする必要があるときに用いるものです。
気にするべき事柄は一つではありません。
同じような事柄があるときに「も」を使ってください。