「に従いまして」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「に従いまして」とは?
「に従いまして」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「○○に準じて」あるいは「○○の内容に沿って」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネスを執り行っていく上では、複数の関係者などと密に連携を図りながら取り組んでいきますが、毎日のように生じる応対の流れで先方に対して指示どおりに計画を実施したい旨や、予定どおりに任務を進めていきたい旨などについて言及することができる言い回しです。
「に従いまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「に従いまして」とは、「○○にて取り決めてある手順どおりに」あるいは「○○に相応しいと思われる方法で」などという意味合いで使われている言い回しです。
「従う」とは「逆らわずに行う」さまや「後ろからついていく」様子などを示す言葉で、ビジネスにおいては「決められたルールに準じて」もしくは「正式な手法に則って」などというニュアンスで使われており、取引相手やや顧客などとの「約束や取り決めに倣って」などという意味をもつ文言として使われています。
「に従いまして」を使った例文
・『御社の取り扱い商品における商品発注書をお送りいたしますが、取り交わし済みの発送ルールに従いましてお送りいただければと思います』
・『発送時に同送させていただいております商品ご利用ガイドに従いまして、適切な状態でお使いいただく必要がございます』
「に従いまして」の類語や言い替え
・『○○の内容に沿って』
・『○○に書かれているルールどおりに』
・『○○をしっかり踏まえて』
まとめ
「に従いまして」とは、ビジネスシーンにおいて「○○に反することなく」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
