この記事では「ますますご繁栄のこと」について解説をします。
「ますますご繁栄のこと」とは?意味
さらに発展している、という意味です。
「ますます」は程度がはなはだしいさまを表す言葉です。
「ますます雨が激しくなってきた」のような使い方をします。
「ご繁栄」は「繁栄」に「ご」を添えて、敬意を込めた言い方にしたものです。
「ご」を他人の行動や持ち物などを表す言葉につけると、その人に尊敬の意を表すことができます。
「繁栄」は勢いが広がって盛んになることという意味です。
「ますますご繁栄のこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手紙やメールの中でや、スピーチで使用をします。
「繁栄」は、栄えて発展をすることをいいます。
個人については使わない言葉です。
会社が栄えることならば「発展」「清栄」という言葉を使うこともあり、人についてならば「活躍」が使われます。
会社についてなのか、人についてなのかによって、どのような言葉が適しているのか変わるのです。
この言葉は手紙の場合ならば、最初の方で使用をします。
手紙では、最初にあいさつを書きます。
その季節を感じさせる言葉や、相手を気遣う言葉をあいさつとして伝えます。
この言葉の場合は、相手を気遣う意味で使用をします。
いきなり本題に入るのではなく、まずあいさつをして、それから本題に入りましょう。
手紙では最後にも相手を気遣う言葉を書きます。
そのときには「〜のこと」ではなく、「ますますのご繁栄をお祈り申し上げます」といった形で述べます。
「ますますご繁栄のこと」を使った例文
・『ますますご繁栄のことお慶び申し上げます』
「ますますご繁栄のこと」の返答や返信
手紙やメールでこの言葉を伝えている場合、この後に用件が述べられているはずです。
その用件を読んで、それに対しての返事を出しましょう。
自分が手紙やメールを出すときにも、相手への気遣いがあることが望ましいです。
スピーチの場合は最後まで話を聞いています。
スピーチが終わったときには、拍手をするなどして話してくれたことへ「ありがとう」の気持ちを伝えるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、手紙やメール、スピーチで使用をするものです。
個人については使わない点に気をつけてください。