「もってのほか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「もってのほか」とは? ビジネス用語

「もってのほか」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「もってのほか」とは?

「もってのほか」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「とんでもないことであると存じます」または「言語道断なことであると認識しております」などという意味合いで使われている表現です。

ビジネスで使われる「もってのほか」とは、「業務上決められたルールや取り決めなどを守らない」さまや「仕事を進める上で相応しくない行為を行う」様子などを表し、ビジネスパーソンや社会人としてあってはならない行動やつつしむべき所作などについて言及したい場合などに使用されています。


「もってのほか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

漢字では「以ての外」と表記される「もってのほか」とは、「けしからぬ行為」「大それた作法」などを指して用いられている言葉で、ビジネスシーンで使われる場合は、「禁止されている事項」ないし「他所に損害や不利益などを与えてしまうような失敗や蛮行」などというニュアンスで用いられている文言です。

また、似たような言い回しとしては、「滅相もございません」あるいは「道理や理屈などに合わないと存じております」などという表現が広く知られています。


「もってのほか」を使った例文

・『御社から頂戴いたしました商品発送依頼につきまして、一部誤った商品を混入させてしまったことにつきましては、もってのほかなことであると存じております』
・『御社にご迷惑やお手間をおかけすることは本意ではなくもってのほかでございますので、早急に修正をするつもりでございます』

「もってのほか」の類語や言い替え

・『あり得ないことであると存じております』
・『2度と繰り返してはならないと痛感しております』
・『とっぴょうしもないことについては承知しております』

まとめ

「もってのほか」とは、ビジネスの場において「けっして歓迎するべき事柄ではないと理解しております」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと把握した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。

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