「よろしければお使いください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「よろしければお使いください」とは? ビジネス用語

この記事では「よろしければお使いください」について解説をします。

「よろしければお使いください」とは?意味

使っても差し支えない、使いたいならば使ってよい、という意味です。

「よろし」「よろしい」のことで、許容できる範囲であるさまを表します。

「ば」は仮定の意を表す語です。

「お使い」「使う」の連用形の「使い」「お」を添えて、敬意を表しています。

「ください」はある事柄をするように相手に求める意です。


「よろしければお使いください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを使って欲しいときに用います。

使いなさいと強制をしているのではなく、使いたいなら使ってよいという意味合いです。

「くださる」の命令形である「ください」を使っていますが、「使いなさい」と無理に使わせようとしているのではありません。

クーポンを渡すことで説明をします。

ある店では5000円以上商品を購入した人に、次回使えるクーポンを渡しています。

使うかどうかは、受け取った人が決めればよいことです。

そういったときにこのような言葉を伝えます。

何もいわずに渡すよりも、こういった一言がある方が温かみを感じられます。

使っても使わなくてもよいという意味合いなので、使わなければならないときには、「よろしければ」とは表現しないようにしましょう。

たとえば、川下りをするのでライフジャケットを身につけてもらいたいとします。

このときは身につけなければならないので、使うように強く求めましょう。


「よろしければお使いください」を使った例文

・『ささやかなものですが、よろしければお使いください』

「よろしければお使いください」の返答や返信

何かを使ってよいと親切にしてくれているので、その気持ちにお礼を伝えるとよいでしょう。

すすめられているものは使ってよいので、使いたい場合はそうしてください。

使わなければならないものではないので、必要でなければ使わなくてよいです。

その場合も相手の気持ちに対してはお礼を伝えるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、何かを使ってよいと伝えるものです。

使いなさいと命令をしているのではなく、使ってもよいし、使わなくてもよいという意味合いがあります。

使用が義務でない場合に用いることのできる言葉です。

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