「を以って」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「を以って」とは? ビジネス用語

この記事では「を以って」について解説をします。

「を以って」とは?意味

「をもって」と読みます。

原因・理由、手段・方法、区切り・限界、物事が行われるときを示します。

この前後に伝えている事柄によって、どの意味で用いているのか変わります。


「を以って」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は原因・理由、手段・方法、区切り・限界、物事が行われるときなどを伝えたいときに用います。

さまざまな場面で使うことのできる言葉です。

「以って」「もって」とするのは常用漢字にない読み方ですが、漢字で書いて問題ありません。

ひらがなで書いてしまうと「持って」と勘違いされある可能性があるので、誤解を防ぐために漢字で書いた方がよいでしょう。

たとえば、物事が終わるときに使われます。

あるセミナーが開催されました。

講師から伝えたい事柄はすべて伝え、質疑応答もされて、これでセミナーは終わりです。

終わりの合図をしないと、参加者はいつ帰ってよいのか判断に迷ってしまいます。

そこで、「これを以ってセミナーを終了させていただきます」と伝えます。

この場合は物事が行われるときの意味でこの言葉を用いています。

手段や方法を表す意では「歓迎の意を以って迎えてくださいました」といった使い方ができます。

これは、迎えてくれた人が喜んで受け入れてくれているさまを表します。


「を以って」を使った例文

・『これを以って閉会といたします』

「を以って」の返答や返信

この言葉をどのような意味で用いているのか、何を伝えているのかによって返答の内容が変わります。

「これで終わりです」という場合は、示しているときでその事柄は終わりです。

セミナーが終わりですという場合であれば、この後には退場して構いません。

この場合は返答はしません。

伝えている事柄によって、返答をする場合と、しなくてよい場合があります。

まとめ

この言葉は「をもって」と読みます。

「以って」「もって」とするのは常用漢字にはない読み方ですが、この言葉は間違いではなく、漢字で書いても差し支えありません。

いくつかの意味があり、さまざまな場面で使われる言葉です。

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