「サービスの向上に努めてまいりますので」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「サービスの向上に努めてまいりますので」とは? ビジネス用語

この記事では「サービスの向上に努めてまいりますので」について解説をします。

「サービスの向上に努めてまいりますので」とは?意味

サービスがよりよくなるように努力をするから、という意味です。

「向上」は、さらによい方向、さらに優れた状態に向かうことをいいます。

「努め」「努める」のことで、力を出して物事をすることです。

困難や苦しさを我慢して、何とか努力することをいいます。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。

「ので」は、この後に伝える事柄の根拠・原因・理由などを表す語です。


「サービスの向上に努めてまいりますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側にサービスをよりよくしていこうという気持ちがあるときに用います。

この後には、努力をするので「こうしてください」という意味の言葉が続きます。

サービスがさらによくなるように努力をするからこうしてくださいと、相手に何かを求める際に使われる言葉です。

努力をするという話し手側の気持ちを伝えるだけであれば「ので」は使わず、「まいります」で言葉を切ります。

たとえば、お知らせをする際にこの言葉を使います。

ある店が一週間休業をとることになりました。

この期間はお客さまに迷惑をかけてしまうかもしれませんが、理解をして欲しいです。

その際に、まず休業となることを知らせます。

そして、締めくくりの言葉としてこの言葉を伝えます。

この例の場合だと「ので」の後には、「理解をしてください」という意味の言葉が続きます。


「サービスの向上に努めてまいりますので」を使った例文

・『サービスの向上に努めてまいりますので、ご理解のほどお願いいたします』

「サービスの向上に努めてまいりますので」の返答や返信

何を伝えているのか、誰に伝えているのかによって、返答をする場合としない場合があります。

世間一般に向かってお知らせをしているときは、お知らせの内容を把握しておきましょう。

休業のお知らせの場合は、いつからいつまでが休みなのか確認してください。

個人的に伝えられているときは、励ましの言葉をかけるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、努力をしようという話し手の気持ちを表すものです。

「ので」の後に「こうしてください」という意味の言葉を続けて使用をします。

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