「一切ありません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「一切ありません」とは? ビジネス用語

この記事では、「一切ありません」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「一切ありません」とは?

「一切ありません」は、あることが全く存在しないと断言する丁寧な表現です。

「一切+ありません」で成り立っている語で、「一切」「いっさい」と読み「全然・まったく」「ありません」「あり」「ある」の連用形、「ません」は丁寧語「ます」の否定形、全体で「まったくない」の敬語表現になります。


「一切ありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「一切ありません」は、あることに対して、自分達の関与や働きかけなどはこれっぽっちもないと強く言い切る時に使われます。

「一切」は元々仏教用語として使われ、「全てのもの」「全体」という意味で、「一切合切(いっさいがっさい)」はより強調して「全てのものをひっくるめて」という意味です。

「一切ありません」は、あることを強く打ち消す意の語として使われますので、確固とした自信や証拠があることが重要です。


「一切ありません」の正しい文章表現

「一切ありません」の正しい文章表現は以下の通りです。

・『一切ございません』
「ございません」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」の否定形「ません」が付いた「ござりません」の音変化、全体の意味を変えずより丁寧な表現になります。

「一切ありません」を使った例文

「一切ありません」を使った例文は以下の通りです。

・『現在ニュースなどで報道されている会社との関係は一切ありません』
・『体験をお申し込みのお客様に対して、しつこい勧誘などは一切ありません』
・『ご請求金額は基本料金と消費税のみで、送料などの手数料は一切ありません』

「一切ありません」の類語や言い替え

「一切ありません」の類語や言い替えは以下の通りです。

・『全くもってございません』
・『皆無でございます』
・『何ひとつございません』
・『微塵もございません』

まとめ

今回は「一切ありません」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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