この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「一方ならぬご尽力」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。
「一方ならぬご尽力」とは?
「一方ならぬご尽力」のフレーズにおける「一方」の読みは「ひとかた」で、「程度が普通」であることです。
次の「ならぬ」は「ならない」の古風な表現で、前の言葉を否定する言葉です。
「一方ならぬ」で、「程度が普通ではない、並々ならない」といった意味になります。
また、「ご尽力」の読みは「ごじんりょく」で、「力を尽くすこと」を意味する「尽力」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられたものです。
したがって「一方ならぬご尽力」のフレーズは「並々ならないほど、力を尽くす」といった意味の丁寧な表現となります。
「一方ならぬご尽力」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「一方ならぬご尽力」のフレーズは、目上の方が力を尽くしてくれた際に、「一方ならぬご尽力をいただきありがとうございました」等と、感謝の言葉を添えて使われます。
また「一方ならぬ」を付けることで、力を尽くしてくれた程度が非常に大きいことを強調しています。
「一方ならぬご尽力」を使った例文
・『一方ならぬご尽力を賜り、心より感謝申し上げます』
・『一方ならぬご尽力、ありがとうございました』
「一方ならぬご尽力」の類語や言い換え
「一方ならぬ」の類語としては「並みではない」や「普通ではない」や「大変」が挙げられます。
したがって、「一方ならぬご尽力」のフレーズは、「並みではないご尽力」や「普通ではないご尽力」や「大変なご尽力」と言い換えることができます。
また「尽力」の類語としては「精励」や「努力」や「 奮励 」が挙げられます。
したがって、このフレーズは「一方ならぬご精励」や「一方ならぬご努力」や「一方ならぬご奮励」と言い換えることもできます。
まとめ
「一方ならぬご尽力」のフレーズは「並々ならないほど、力を尽くす」といった意味の丁寧な表現です。
力を尽くしてくれた方に、感謝の気持を伝える「一方ならぬご尽力をいただきありがとうございました」等として使われます。