「上席(じょうせき)の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」とは?
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」とは、ビジネスシーンにおいて「目上の方々と詳細を詰めていきたいと考えております」または「細かい点につきましては取締役の方々と調整させていただく所存でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上で業務についての話を取りまとめたり、手順や方法などについての詳細を論じる必要がある場合などに用いられている文言で、「高い役職についている人たちに相談させていただきたいと思っております」などというニュアンスで使用されています。
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」とは、「詳細な対応につきましては上長の方と決定したいと思っております」または「細かい事案につきましては経営陣と共に進行していく予定でございます」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上では、取引相手や得意先、ないし自社の上司や取締役などとさまざまな案件について調整をしたり、その場の状況を整えていく必要がありますが、通常よりも大きな事業や今までにないような特別なプロジェクトなどについて、組織における上に立つ層に話をしたい場合などに用いられている文言です。
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」を使った例文
・『来期計画しております新しいプロジェクトにつきましては、上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております』
・『来年採用を予定しております新入社員の人数につきましては、上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております』
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」の類語や言い替え
・『取締役の方々にお話を伺いたいと考えております』
・『上司や先輩などのご意向を聞いて判断するつもりでございます』
・『役職者クラスの方からのご意見もいただきたいと思っている次第でございます』
まとめ
「上席の方々と詳細にお話しを進めたいと考えております」とは、ビジネスの場において「業務における詳細につきましては経営者層の方たちと取り決めていきたいと思っております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて違和感のないように使いこなすようにしましょう。
