「不備等ございましたらご指摘ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「不備等ございましたらご指摘ください」とは? ビジネス用語

ここでは「不備等ございましたらご指摘ください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「不備等ございましたらご指摘ください」とは?

「不備等ございましたらご指摘ください」は、その対象に間違いやその類いがあれば教えて欲しいと伝えるために用います。

例として、「参加者名簿が完成しましたのでお渡しいたします。

不備等ございましたらご指摘ください」
のような使い方になり、それに抜けや氏名の間違いなどがあれば教えて欲しいと言っています。

「不備等」としているので、直接の間違いではないが、こうしたらもっといいのでは、といった意見もそれに入ると考えてよく、先の例ではレイアウトをもう少しこうして欲しいと伝えられた場合などがそれにあたります。


「不備等ございましたらご指摘ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「不備等ございましたらご指摘ください」は、何かが間違っていないか点検して欲しいという使い方になる表現です。

前述の例のような書類などを対象にして用いられることが多いですが、何かの作業が終わった後に、「作業が終了しましたのでご確認をお願いします。

不備等ございましたらご指摘ください」
といったように用いても構いません。

この場合もその作業に間違いはないか、それではないものの、追加で行って欲しいことはないかという解釈になり、ビジネスシーンでは上司を相手に書類のチェックをお願いする際などによく使われています。


「不備等ございましたらご指摘ください」を使った例文

・『下書きが完成しましたので、内容のチェックをお願いします。不備等ございましたらご指摘ください』
・『ご指摘の通りに調整を行いましたが、不備等ございましたらご指摘ください』

「不備等ございましたらご指摘ください」の類語や言い替え

・『不具合等ございましたらご指摘ください』
この「不具合」は、機械仕掛けのものやコンピューター上のソフト類などがうまく動作しないといった時に使われます。

よって、書類を対象に使うことはできませんが、「修理を行いましたが、まだ不具合等ございましたらご指摘ください」のように用いるのに向いています。

まとめ

「不備等ございましたらご指摘ください」は、間違いや何かがあれば教えて欲しいと言っている表現になります。

書類をその対象とすると、内容の抜けや誤字、脱字などから、追加した方がいいといったものまで、そういったものがあればと伝えていることになる表現です。

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