新たな場での自己紹介にも登場するのが、「不慣れなもので」というフレーズです。
慣れていないことを表すものですが、使う場面が限定されています。
どのように使っていくかなどを、考えて行きましょう。
「不慣れなもので」とは?
まだ新しい環境に入ったばかりで、経験がなくて慣れていない状況を相手に伝えて、配慮や理解を求めるために使われる表現です。
「不慣れなもので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
初めての業務に入った時、新たにグループに加入する場合、新規プロジェクトに参加する時など、新しい環境に入る場面があります。
その際に経験不足や能力不足から迷惑をかけることを伝えるにあたり、「不慣れなもので」を使うことが可能です。
これによって関係者から理解を得て、初心者として配慮される効果があるでしょう。
これは口頭の他、メールで使われることもあります。
用いる場合は「ご迷惑をおかけする」のように、不慣れだから迷惑をかけることについてを伝えるのが適切です。
そして「お願いいたします」など、お願いや謝罪の言葉に繋げることもできます。
ただこれは本当に慣れていないことが条件であり、経験がある場合は相応しくありません。
また失敗のたび頻繁に使うことで、不審を招くこともあるので気をつけてください。
「不慣れなもので」を使った例文
・『業務に関しては不慣れなもので、ご迷惑をおかけするかと思いますが、ご指導いただけますと幸いです』
・『未だ不慣れなもので作業に時間がかかってしまい、ご迷惑をおかけしました』
「不慣れなもので」の類語や言い替え
「慣れておりませんので」は、まだ不慣れであることを、丁寧に伝える表現です。
「初めてなもので」は、今までに経験をしていないことを伝える言い方になります。
「経験が浅いため」は、実際に見たり行った状況が少ないとの意味です。
「未熟なもので」は、まだ一人前ではない状態を表します。
「精進が必要な身で」は、仕事に集中して励むことが求められる状態を表す言い方です。
「学ぶことが多くて」は、教えてもらう物事が多々あることを意味しています。
まとめ
新しい環境で慣れていない状況に使われるのが、「不慣れなもので」なのでした。
これにより周囲からの配慮や理解を得られるでしょう。
ただし本当に慣れていない時に使うことや、頻繁に使わないことなどには気をつけてください。
「未熟なもので」などに、言い替えてみても良いでしょう。
