「予定しております」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使われ方や敬語の使用方法を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「予定しております」とは?
この言いまわしの「予定(する)」は行事や行動を前もって決めること、定めることの意です。
「予定」によく似た言葉に「計画」があります。
「計画(する)」も前もって決めておくことの意味合いを持ちますが、「予定」が漠然としたニュアンスなのに対して、「計画」はより詳細まで詰めたニュアンスの言葉です。
これに「する」の連用形「し」と継続を表わす接続助詞「て」に丁寧語の「ます」がついて、予め何かの行動を起こすことに決めていることを表わし、「～するつもりです」というニュアンスを伝えます。
「予定しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言いまわしは日程調整だけでなく、さまざまなシーンでこれに付随する情報が話題などで活用できます。
メールなどはこの言いまわしの情報を加えるだけで相手の状況やスケジュール感が伝わります。
例えば、来週会議を開催するにあたって都合を聞いたところ、「来週は出張を予定しておりますので、○日は不在です」といった使い方をします。
「予定しております」の正しい敬語表現
この言いまわしは、「予定(する)」に「する」の連用形「し」と継続を表わす接続助詞「て」に丁寧語の「ます」がついて敬語表現です。
よく似た言いまわしの「予定しています」も敬語表現ですが、元の言葉が「～います」の場合は動詞「いる」で、「～おります」の場合は「いる」の丁重語「おる」という違いがあり、丁重語を使った「予定しております」の方がより敬意を示していることになります。
「予定しております」を使った例文
この言い回しを活用した例文を以下に紹介します。
・『来週は出張を予定しております』
・『○日にバーゲンセールの開催を予定しております』
・『本日は家族で外食を予定しています』
「予定しております」の類語・言い替え
この言いまわしの類語・言い替え例を以下に紹介します。
・『明日は残業の予定があります』
・『今日は終業後、歯医者に行く予定が入っています』
・『今年も忘年会を計画しております』
「予定している」「予定がある」「予定が入っている」はいずれもおなじようない意味合いです。
「予定」の言い替えとして「計画」も同様の意味で使用できます。
まとめ
「予定しております」などを使う予定に関する話題はビジネスにおいて日常茶飯事です。
また予定は相手を伴うケースも多く、そのため時間や場所調整も必要となりますので、これらを手際よく行えることがビジネス成功の鍵とも言えます。
