敬語の正しい使い方を知っていると、自信をもってコミュニケーションが取れます。
「予定です」を見ていきましょう。
「予定です」とは?
これからのスケジュールを、表現している言い方です。
「そうするつもりです」という思いをあらわしています。
「予定です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社内のスタッフから「今日はどんな予定ですか」と聞かれることがあります。
そんな時に端的にお伝えできるのが「〜の予定です」という言い方です。
「午前は内勤で、午後から営業回りの予定です。
何かあったら携帯に連絡してください」のように、自分の今日のスケジュールを共有したい時に使えます。
一方で「予定です」は目上の方にお伝えするのには、物足りない日本語です。
とくに社外の方にそのまま用いてしまうと、冷たい雰囲気に聞こえてしまうので気を付けておきましょう。
語尾の「です」を「ございます」や「となっております」に改めるだけでも、大人の物言いになるでしょう。
「予定です」を使った例文
・『15時に〇〇さんとミーティングの予定です』
・『15時にお客様と打ち合わせの予定が入っております』
「予定です」の類語や言い替え
よく似ている言い方に「計画です」が挙げられます。
予定は漠然とした言い方ですが「計画」だと綿密にプランを練っている様子がうかがえます。
プロジェクトの行程について話し合う時に使われていて「こちらが1か月先までの、〇〇の計画です」と用いられています。
大きなプロジェクトになるほど、スタッフ同士での情報共有が大切になるもの。
漏れがないよう認識をそろえておきましょう。
このほか言い替えの表現に「〜の所存でございます」や「〜の予定が入っております」や「〜の予定でございます」が挙げられます。
「予定です」と言い切る時よりも、敬意の気持ちを込めることができるので、社会人らしい言い方に聞こえるでしょう。
まとめ
「予定です」の適切な使い方を見てきました。
明るい言い方を学んで、仕事の達人を目指していきましょう。
