ここでは「予算の調整をお願いできればと存じます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「予算の調整をお願いできればと存じます」とは?
「予算の調整をお願いできればと存じます」は、自社内、もしくは他社に対して使うことがある表現です。
具体的に何についての予算なのかを添えて、「備品の購入予算の調整をお願いできればと存じます」のような使い方になり、この場合、社内で備品の購入のための予算を調整して欲しいと用いている例になります。
ただし、このような使い方をするには丁寧過ぎるため、社内で使う場合には、「予算の調整をお願いできますか」などとする方が合っています。
そのままの形では、他社に対して使う時によく用いられています。
「予算の調整をお願いできればと存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「予算の調整をお願いできればと存じます」は、前述のように、主に他社など対外的な相手に使われる表現になります。
その時には「ご予算」とするもので、「この価格で目一杯ですので、ご予算の調整をお願いできればと存じます」といったような用い方をされることが多く、こちらの出した価格の値下げはできないので、それに合わせて購入のために考えていた予算を調整してもらえれば、と言っています。
このように、営業的に使われる表現となっているため、ビジネスシーンで営業職が用いることがほとんどになります。
「予算の調整をお願いできればと存じます」を使った例文
・『今期の運営予算が少し不足していますので、何とか予算の調整をお願いできればと存じます』
・『お見積書の数字は最終的なものになります。ご予算の調整をお願いできればと存じます』
「予算の調整をお願いできればと存じます」の類語や言い替え
・『予算を調整をお願いします』
社内で使う分には、このような形で使うこともできます。
ですが、この「お願いします」という語尾では上から伝えているようにも見えてしまうため、「予算の調整をお願いできますか」という使い方を先に挙げましたが、できれば問い掛けになっているそちらを用いる方がいいでしょう。
まとめ
「予算の調整をお願いできればと存じます」は、丁寧な表現になるため、主として対外的に用いられています。
それをお願いしたいという意味で、こちらからの金額の提示に対して、それに合わせた調整をして欲しいと使われる表現です。
