「今後とも宜しくお願い申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「今後とも宜しくお願い申し上げます」とは? ビジネス用語

ここでは「今後とも宜しくお願い申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「今後とも宜しくお願い申し上げます」とは?

「今後とも宜しくお願い申し上げます」は、文末の締めとして使われることの多い定型表現になります。

これだけで文章として用いることができ、文字通り、今後も宜しくお願いしたいと言っていますが、このように使った相手とその後二度と連絡をとることがない場合も珍しくありません。

無難にその文章を締めるために用いられる表現なので、それについてはあまり気にする必要はなく、最初から一度きりのやりとりになるかも知れないと分かっている場合にも、礼儀という面も併せて使われています。


「今後とも宜しくお願い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「今後とも宜しくお願い申し上げます」は、ビジネスシーンでもよく用いられています。

礼儀としてはもちろん、このように使っておいて失礼になることはないためですが、ただし、それまでに何度もやりとりがあれば、わざわざこのように使うこともないため、最初のやりとりの時やまだそれほど親しくない間柄の相手に用いられることが多いです。

近年ではネットオークションやフリマアプリでのやりとりでもおなじみの表現で、一度きりだと思ってもこのように使うのが礼儀となっています。


「今後とも宜しくお願い申し上げます」を使った例文

・『今回の件では大変お世話になりました。今後とも宜しくお願い申し上げます』
・『この度はどうもありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます』

「今後とも宜しくお願い申し上げます」の類語や言い替え

・『これからも宜しくお願いいたします』
このように使っても意味は同じなので、フランクに用いたい時にはこちらを使うといいでしょう。

前述したネットオークションなどでのやりとりに向いており、ビジネスでもそこまで堅い表現にしたくない場合に使われることがあります。

ただし、そちらのシーンでは最初やりとりの時には用いない方が無難です。

まとめ

「今後とも宜しくお願い申し上げます」は、文末の締めに使われる挨拶表現です。

やりとりはその一度きりだと思っても問題なく、無難に文章を締めることができるため、礼儀も兼ねて、主としてまだそれほど親しくない相手に対してよく用いられています。

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