「今更ながらで申し訳ございません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「今更ながらで申し訳ございません」とは? ビジネス用語

ここでは「今更ながらで申し訳ございません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「今更ながらで申し訳ございません」とは?

「今更ながらで申し訳ございません」は、その相手と共通してそれは当然、当たり前だと考えている(相手もそう思っていると仮定して)内容を挙げる時に使われる表現です。

定番過ぎるという解釈になることもあり、例として、色々なアイデアを一緒に挙げている時に、「今更ながらで申し訳ございませんが、○○も候補として入れたいと思います」のように使うという具合です。

その○○は当然相手も(定番として)アイデアの1つとして考えているだろうと思って用いている例になり、それまでに出ていなかったといったシチュエーションにおいて、ちょうどこの表現を使っています。


「今更ながらで申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「今更ながらで申し訳ございません」は、先のような、何かにおいてそれは当たり前の内容なので、これといって挙げるまでもないものの、そこまでに出てこなかったのでこの表現を用いてそれを伝えるという使い方以外に、念押しとなる用い方をすることもできます。

この時にも、一度伝えている内容なので挙げるまでもないがといった解釈になり、基本的な意味としては変わっていません。

そちらとしては、「今更ながらで申し訳ございませんが、くれぐれも○○をお忘れないようにご注意ください」のような用い方になります。


「今更ながらで申し訳ございません」を使った例文

・『できましたら、○○についても掲載したいと思います。今更ながらで申し訳ございませんが、安定してビューの期待できる内容です』
・『今更ながらで申し訳ございませんが、開始時間は○時になりますので、それまでにお越しください』

「今更ながらで申し訳ございません」の類語や言い替え

・『月並みで申し訳ございません』
この「月並み」とは、元は月に一度の定例的な行事、その内容を指して用いられていましたが、そこから転じて、現在ではそのようにありふれたこと、その内容といった解釈で使われています。

よって、当たり前な内容で申し訳ないという意味になり、「今更ながら〜」の使い方によっては言い替えに用いることができます。

まとめ

「今更ながらで申し訳ございません」は、定番な内容を指してそれで申し訳ないといった使い方と、念押しになるそれとして用いられています。

この後者の場合も繰り返しになって申し訳ないと使うことになり、それでも伝えておきたい内容がある場合に用いられます。

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