「今頃になってすみません」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「今頃になってすみません」とは? ビジネス用語

ここでは「今頃になってすみません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「今頃になってすみません」とは?

「今頃になってすみません」は、タイミング的に後になってしまったという意味で用います。

例えば、もう少し前から席をとることができたのに、締め切りギリギリになってその申し込みを行おうとしたような場合に「今頃になってすみませんが、まだ空席はありますか」などという使われます。

このように、行おうと思えばもっと早くできた、といった時に用いられることが多く、本来もっと早くそうする(そう伝える)べきだったが、このタイミングになってしまったという意味で用いる表現になります。


「今頃になってすみません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「今頃になってすみません」は、先のような、もっと早くそう行えるはずだったというシチュエーションによく使われる表現ですが、そうできなかったといった時にも用いることができます。

こちらの使い方としては、待ち合わせ時間に遅れてしまった時に、「途中で渋滞に巻き込まれてしまいました。

到着が今頃になってすみません」
といったような使い方がそれにあたり、意味となるタイミング的に後になったという解釈からは外れておらず、この手の用い方もよく見聞きします。


「今頃になってすみません」を使った例文

・『提出が今頃になってすみませんが、どうぞよろしくお願いいたします』
・『もう少し早く行いたかったのですが、色々と忙しかったため今頃になってすみません』

「今頃になってすみません」の類語や言い替え

・『今の今になって』
こちらはその対象について、とっくに遅いタイミングで、旬を逃した時期にという意味で使われます。

例を挙げると、そのソフトのリリースから1年が経過した時期に基本的なバグが発見されたような時に、「今の今になってこんなバグが見つかるとは思わなかった」と用いるという具合で、前はとても欲しかったが、もう興味が無くなったものが「今の今になって店頭で見付かった」といったように使うこともできます。

まとめ

「今頃になってすみません」は、もうタイミングとしては遅いという場合に用いられます。

それを詫びている表現になり、理由はどうあれギリギリになった、本来のそれより遅くなってしまったという時に使うと覚えておけばいいでしょう。

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