「付け加えますと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「付け加えますと」とは? ビジネス用語

ここでは「付け加えますと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「付け加えますと」とは?

「付け加えますと」は、ついでに言いますが、と解釈して使われる表現です。

つまり、本題となる話の終わりかけに、これもついでに、という用い方になり、この後にはその内容を続けます。

「修正する方法は以上です。

付け加えますと、この操作は何度でも行うことができます」
といったような使い方をする表現で、修正を行う方法を説明した後、それが何度でもできるとついでに伝えています。

このように、それも伝えておいた方が親切だと思ったことを述べる際に用いられるもので、口語、文章を問わず用いることができます。

カジュアルにすると、「ちなみに」となり、この表現であれば見聞きしたことがある人も多いでしょう。

そちらではビジネスにはあまり向いていないため、そちらのシーンではこの表現に置き換えることが多いです。


「付け加えますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「付け加えますと」の後に続けるのはあくまでついでになる内容のため、主要となるものではないことがほとんどになります。

それを伝えずとも特に問題はないという場合でないと用いるべきではなく、そこまで知っていると少し便利になる、お得になるといったような内容のための表現です。

ほんの些細なことでも問題なく、BtoCでお客様になる人に対し、「お支払い金額は6,000円ちょうどです。

付け加えますと、そのうち消費税分は444円になります」
のように使った場合、支払う実際の額を伝えているので、特に消費税分を別に明示する必要は特にありませんが、ついでにそれも、と用い方になります。


「付け加えますと」を使った例文

・『こちらがその写真です。付け加えますと、スマホにて撮影したものです』
・『2,000円のお買い上げにつき、スタンプを1つ押印いたします。付け加えますと、端数分は切り捨てになります』

「付け加えますと」の類語や言い替え

・『補足いたしますと』
こちらにしても意味は一緒です。

より丁寧な表現だと解釈して使うことができ、少し崩した「補足ですが」という形でも使うことができます。

・『参考までに』
この表現もよく似た意味で使うことができ、ビジネスシーンでも用いられています。

ただし、こちらの表現はそう聞いたことがある、そうだと言われているといった曖昧な内容にも使うことができるため、そちらだと解釈されてしまう懸念があるため、言い替えにはあまり適していません。

まとめ

「付け加えますと」は、ついでにもう1つ、という説明を加える時に用いられる表現です。

場合によっては余計な内容になることもありますが、伝えておいた方が親切だと考えて用いられています。

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