何かに最初に遭遇したことを伝える時は、「以来初めて」という表現が使われることがあります。
これによって状況の説明にも役立つでしょう。
以来初めてはどう使うのか、注意点は何かなどご紹介します。
「以来初めて」とは?
過去のある時点から現在に至るまでの間で、最初にある状態になったり起きたことを言い表す時の表現です。
「以来初めて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある社員が入社してから最初の出来事に遭遇したり、ある企業にとって未経験の状況に至るなどは、ままあることです。
その時に「以来初めて」を使ってそんな状況を説明したり、感想を述べることができるでしょう。
この表現には、それが初めてであることを強調する効果があります。
その場合「入社して」などのように、過去の出来事を述べて置くことが必要です。
そして以来の後には「一人での仕事を任せられた」など、具体的な初めての状況を説明したり、「困惑している」など感想を続けて行くのが良いでしょう。
ただしこれは間違いなく初めての出来事に対して、使うことが条件です。
必ず確認をしてから言葉に含めるようにすべきでしょう。
「以来初めて」を使った例文
・『50年前に弊社が創業して以来初めて、全く別の分野の商品を手掛けることになりました』
・『私が入社して以来初めて、プロジェクトのリーダーを任されることになり困惑しています』
「以来初めて」の類語や言い替え
「後初めて」は、過去のある時点から今までのあいだで、最初に起こったことを表します。
「以来最初に」の場合も、過去のある時点から現在までの間で、初めて起きたことを伝える表現です。
「以来初となる」としても、上と全く同じ意味になります。
「〜してから初めて」は、過去の出来事から現在までの間で、最初に起こった状況を意味する形です。
「〜してより初めて」としても、上と同じ意味として使うことができます。
まとめ
過去から現在までの間で、最初にあった事柄について使われるのが、「以来初めて」との表現です。
これにより初めてを強調したりもできますが、必ず初めてであるかどうか確認することが大切と言えます。
もし初めての状況に遭遇したら、この表現を使って上手に言い表してみてください。