日々のお仕事を行うことに関係している言葉には、「任務遂行」というものがあります。
これは比較的に堅い表現なので敬語にも向いていますが、その意味にも注意を払う必要があるでしょう。
どんな意味や使い方があるのかなどを確かめてみてください。
「任務遂行」とは?
会社などの組織から与えられた責任ある務めについて、成し遂げていくことを表しています。
「任務遂行」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
自らの務めを果たしていくことについて、スピーチなどの中で意志を表明する場面があります。
また職務を成すことについて話や文書で説明をしたり、話題にする機会もあるでしょう。
そのような場面で「任務遂行」を使うのは適切です。
その際には誰が任務遂行をするのか、何のために任務遂行するのか、任務遂行するから何を行うかなどについて、含めた言葉や文章にする必要があります。
これは「任務を遂行」「任務の遂行」と言うより、表現が限定されることには気をつけてください。
任務遂行という言葉がその話に合わないようであれば、相応しい言葉に言い替えることも必要です。
「任務遂行」を使った例文
・『私としても良い形で任務遂行ができるように、努力してまいります』
・『社員一人一人が任務遂行していきやすいよう、マニュアルを改善していただきたいと思います』
「任務遂行」の類語や言い替え
「任務を果たす」は、組織から割り振られた務めを成し遂げていくことを表す表現で、任務遂行とまったく同じです。
「任務を成し遂げる」は、組織から与えられた務めについて、最後までやり通すとの意味があります。
「務めを果たす」についても、任務遂行とほぼ同じ意味となる表現です。
「役目を全うする」は、組織から役としえ与えられた仕事をやり遂げることを表します。
「職務遂行」は、組織から与えられた仕事を成し遂げるとの意味です。
「業務遂行」は、日々継続して行う仕事についてを成し遂げることを表しています。
まとめ
組織から与えられた職務を果たしていくことが、「任務遂行」なのでした。
これは誰が何のために何をするかなど、状況と組み合わせて話すことが求められるでしょう。
何度も繰り返し使うことはせず、「勤めを果たす」など、様々な表現に言い替えてみるのもおすすめです。
