この記事では「何かありましたか」について解説をします。
「何かありましたか」とは?
はっきりしないけれど何かが存在しそうなので、それを尋ねる言葉です。
「何か」は、はっきりしない物事を指します。
「何か冷たいものが欲しい」のような使い方がされます。
「あり」は「ある」のことで、物事が存在するという意味です。
「まし」は「ます」のことで敬意を表します。
「た」は動作や存在の確認の意や、物事が過去に行われた意を表す語です。
「か」は問いかけの意です。
「何かありましたか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、はっきりとはわからないけれど、何かしらありそうなときに用いるものです。
Aさんの先輩にあたるBさんが困った様子です。
しきりに机の周りをかき回しています。
何か困ったことがあるのでしょう。
それを気にしたAさんが、Bさんに声をかけてみることにしました。
自分にできることがあれば何かしたいので、どうしたのかを尋ねてみることにしたのです。
その尋ねる言葉として、このような言葉をかけます。
このとき、実はBさんは物をなくしてしまって探していたのでした。
この言葉はやや軽い印象を与えることもあるので、親しい先輩や同僚などに対して主に使われます。
「何かございましたか」とお客様や上司などに対してするとよいでしょう。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「何かありましたか」を使った例文
・『印象に残ったことは何かありましたか』
「何かありましたか」の返答や返信
何を尋ねられているかによって返答の内容は変わります。
困ったことがあるのかと尋ねられたときは、今の状況を伝えてください。
困ったことを伝えれば、何かしら力になってくれるかもしれません。
特別何もないならば、そのように伝えます。
雑談をしているときに、過去のことが話題になって、このような言葉が出てくることもあります。
そのときは、その質問へ答えてください。
まとめ
この言葉は、はっきりしない物事を尋ねるときに用いるものです。
もう少し丁寧な表現にできるので、目上の人に対してなら「ございましたか」とするとよいでしょう。