「何かの手違いかとは存じますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「何かの手違いかとは存じますが」とは? ビジネス用語

「何らかの手違いとも存じますが」の敬語とは?

言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「何らかの手違いとも存じますが」の意味

予想もしなかった事で、生じたミスや相手にご迷惑を掛けた場合に、用いる言葉です。

書類や商品等が到着していないケースが、一般的に起きやすい事象です。

物量会社の遅れで生じてしまう事も実際にはある事です。

この場合、自分たち側では、予想もつかなかった事であるので、使っても、失礼には当たりません。

しかし、こちらのミスの可能性が高い場合は、相手の事を配慮して、別の言い方に変えるのが、賢いやり方です。

使用する上での注意点を含め、以下に述べていきます。


「何らかの手違いとも存じますが」の敬語での使い方や表現方法

書類や商品がまだ到着していない場合、物量会社の遅延による事が原因か、あるいは自社の担当者の送り先記載ミス、発送忘れなのかが不明です。

こういった場合は、「何らかの手違いとも存じますが、詳細を確認致します」と表現できます。

ところが、こちらにミスの可能性が高い、あるいは、こちらのミスは明らかだと感じる場合は、「何らかの手違いとも存じますが」は避けた方が無難です。

「こちらの不手際と思われますので、詳細を確認致します」「こちらの不手際で申し訳ありませんが、詳細を確認後、追って、ご連絡致します」と言う方が、相手を不愉快にさせない方法です。

相手様も次の準備や仕事が待っている分けで、ここで、相手を不愉快にしても何の得にもなりません。

仕事の内容やどの様なお客様か、言い換えると、職種によって、使い方は変ってきます。

相手を不愉快な気持ちにさせない、あるいはお客様第一主義の様な仕事では、「こちらの不手際」「こちらの不備」等の言葉に置き換えるのがベストでしょう。

この様なリスクを回避する為に、文書でお互いに確認しながら、仕事を進めて行くのが、本来のやり方です。

例えば、打ち合わせの議事録を送ってくるのは、凡ミスやお互いの認識の違いを無くす為に行なうやり方です。

発注書、指示書、受領書があるのは、この様な不備のリスクを避ける為のやり方です。

文書で残しておき、こちらに不手際がない場合であっても、お客様のミスですとは言わない方がベターです。

どの様に軌道修正すれば良いでしょうかと下手に立って、話を進めると相手の方に恥をかかせる事もなく、案外、上手く進められます。


「何らかの手違いとも存じますが」の言い換えや使用例

・『何らかの手違いとも存じますが、詳細を確認致します』
・『こちらの不手際と思われますので、詳細を確認致します』
・『こちらの不手際で申し訳ありませんが、詳細を確認後、追って、ご連絡致します』
自分が行動することは詳細確認に絞り、前置きの言い方遜った表現を挙げて見ました。

まとめ

ネット記事にあるビジネスマナーで書かれている内容だけではなく、ちょっとした気持ちの持ち方や避けた方が良い表現、更には相手に不愉快な思いをさせない表現を含めて、「何らかの手違いとも存じますが」の表現について、述べてきました。

単に表現だけではなく、その場の雰囲気の配慮も必要なので、上手く活用して下さい。

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