「公私ともにお世話になりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「公私ともにお世話になりました」とは? ビジネス用語

「公私ともにお世話になりました」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「公私ともにお世話になりました」とは?

「公私ともにお世話になりました」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「仕事だけではなくプライベートにおきましても何かとお目をかけていただきました」または「通常業務に加えて個人的な部分にまで援助をしていただきまして」などという意味合いで使われている言い回しです。

「公私とも」とは「公(おおやけ)な箇所と私事(わたくしごと)の部分が重なっている」さまや「ビジネスとプライベートの双方において共通している」様子などを示す言葉で、上記のフレーズは「何から何までご面倒をおかけしてしまいましてありがとうございました」などというニュアンスで使用されています。


「公私ともにお世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「公私ともにお世話になりました」とは、「公な箇所はもちろんのこと個人的な事柄についてもお手間をおかけしてしまいました」ないし「仕事の上でも、それ以外の時においてもいろいろとお手数をおかけしてしまったと存じます」などという意味合いで使われている言い回しです。

ビジネス上でオフィシャルに面倒を見てもらった同じ相手に、プライべトにおいても迷惑をかけてしまった場合などに用いられている表現で、併せてお世話になった謝意についても丁寧に示しておかなければならないでしょう。


「公私ともにお世話になりました」を使った例文

・『昨年度の一年間にわたり公私ともにお世話になりましたことにつきましてお礼を申し上げます』
・『在職中は公私ともにお世話になりましたが、来月末に退職させていただく運びとなりましたことをご報告いたします』

「公私ともにお世話になりました」の類語や言い替え

・『仕事だけではなく日常においてもご負担をおかけしてしまいました』
・『公的な部分に加えて、私的な事情まで踏まえていただきまして』
・『仕事とプライベートの両面でお支えいただきました』

まとめ

「公私ともにお世話になりました」とは、ビジネスシーンにおいて「公私を区別せずにご支援いただきまして」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。

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