ここでは「共有させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「共有させていただきます」とは?
「共有させていただきます」は、何かを何人かの間での共通認識とする、またはコンピューターのファイルを同じように複数の間で誰でも利用できる状態にするといった意味でよく使われている表現です。
前者では、「では早速この資料を部内で共有させていただきます」のような用い方になり、その部内で誰もがそれについて知っている状態にすると言っています。
後者として用いる時には「このファイルを部内で共有させていただきます」などと使って、同じく部内で誰もが利用できるようにするという意味になります。
「共有させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「共有させていただきます」は、ビジネスシーンでは先のどちらの使い方でもよく見聞きします。
ファイルをそうするという用い方の場合、全員にメールに添付などの方法で配布する、もしくはその誰もがアクセスできるサーバーのエリアに置いておくといった形になりますが、「共有できるように〜」とした時にはその後者だと考えていいでしょう。
また、道具類をそうするという用い方もでき、その時は「何人かで共有させていただきます」とすると、対象になる数人がいつ使って構わない状態にすると言っています。
「共有させていただきます」を使った例文
・『いずれも大変勉強になるデータですので、部内で共有させていただきます』
・『そちらのファイルは当部署で共有させていただきます』
「共有させていただきます」の類語や言い替え
・『共有いたします』
少しニュアンスは違いますが、このように使っても意味が変わることはなく、言い替えにも使える表現です。
これを丁寧にすると「共有させていただきます」になると考えてよく、共にそうしますと伝えている使い方になります。
まとめ
「共有させていただきます」は、何かの情報をそのグループなどの複数の人間の間での共通の認識にする、またはコンピューターのファイルや道具類を該当する間で誰でも使えるようにすると用いる表現です。
そうすると伝えるために使われており、丁寧な用い方なので、誰に対して使っても失礼になることはありません。