ここでは「具体的な日程につきましては」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「具体的な日程につきましては」とは?
「具体的な日程につきましては」は、きちんとした日程を相手に伝えようとして使う表現になります。
ですが、必ずしもこれと一緒その日程を伝えることになる訳ではなく、それがまだ決まっていないといった用い方をする場合もあります。
「具体的」としているので、○月×日~△日、または○月×日から3日間といったように、アバウトなものではない決定した日程になり、それについてこのように決まった、もしくはこれから決めるなどという用い方になります。
ビジネスシーンで何かの日程について決まったものを相手に報告したり、それを決めようといった時に使われることが多いですが、それ以外にプライベートな旅行の日程などを対象にして用いることができます。
堅い表現のため文章向きですが、口頭で使うないこともなく、その場合は「具体的な日程ですが」のように少し砕くことが多いです。
「具体的な日程につきましては」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「具体的な日程につきましては」は、ビジネスシーンで使われることが多い表現ですが、これだけでは何も分からないので、それがどうなのかといったことと一緒でないと意味がありません。
それがこのように決まった、いつまでに決める、それについて相談したいなどとという内容が必ず一緒に添えられることになり、今の段階ではこうなっているといったことを相手に伝えるために用いられます。
「日程」としているので○月×日~のような数日間、またはもっと長い期間でもそれが具体的であれば構わず、ある1日だけのことであっても問題ありません。
尚、ここでの「日程」はこれから先のことを対象としているため、過ぎ去ったそれに対しては使えないと考えていいでしょう。
「具体的な日程につきましては」を使った例文
・『具体的な日程につきましては、以下の通りとさせていただきます』
・『具体的な日程につきましては、これから会議を経て決定する予定です』
「具体的な日程につきましては」の類語や言い替え
・『具体的な日取りにつきましては』
この「日取り」は「日程」と同様に使える言葉です。
そのため、こちらでも同じことを表現することができますが、あまりビジネス向けの表現ではなく、プライベートで使う場合が多く見られます。
まとめ
「具体的な日程につきましては」は、何かの詳しい日程についてその相手に知らせる場合や、これから決めるといった時に用いられる表現です。
ビジネスで使われることが多いですが、個人的な予定などに対しても問題なく使うことができます。