この記事では「内容をご確認の上」について解説をします。
「内容をご確認の上」とは?意味
内容を確かめてから、という意味です。
「内容」には、文章や話の中で伝えようとしている事柄という意味があります。
「ご確認」は「確認」を敬意を表す言い方にしています。
「確認」には、物事をはっきりとさせて認めることという意味があります。
「ご」をつけると、その行為をする人に尊敬の意を示す表現になり、この場合は確認をする人に敬意を表しています。
「上」は、〜してからという意味です。
「内容をご確認の上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、内容を確かめてから何かをして欲しいときに用います。
通販で商品を注文するときのことで説明をします。
ある人が通販で商品を購入することにしました。
欲しい商品を選んでカートに入れた段階で、これから購入を確定するところです。
「カートの中を見る」というボタンをして、今はカートの中身が画面に表示されています。
この画面の下の方に「注文」というボタンがあります。
このボタンを押すと注文が確定します。
「注文」ボタンのすぐそばには、「内容をご確認の上、注文ボタンを押してください」と書かれています。
このような使い方をする言葉です。
契約書の内容を確認してからサインをして欲しい、内容を確かめてから申し込みをして欲しいなど、あるものを確認して、そしてその後に何かをしてもらいたいときに使うことができます。
「の上」は「のうえ」とひらがなで書くこともあります。
「上」とすると、高いところ、上下の「うえ」という意味にとることもできますが、ひらがなならそういった意味にとられにくいです。
「内容をご確認の上」を使った例文
・『内容をご確認の上、お申込みください』
「内容をご確認の上」の返答や返信例
まずは内容を確認してください。
「の上」の後にはある行動をするように求める言葉が続くので、求められている行動を行います。
この言葉自体に返答をしなくても、求められている行動をすることで、相手の言葉を受け取ったことが伝わります。
たとえば、内容を確かめてから用紙に記入をして、その用紙を返送してくださいという場合ならば、必要事項を書いて返送をします。
確認した内容に間違いがあったならば、間違いがあったことを伝えてください。
間違いがあったときには、「の上」の後に伝えられる事柄を行うのは控えた方がよいでしょう。
まとめ
この言葉は、内容を確かめてもらって、その後に何かをしてもらいたいときに用います。
契約をする場面、商品を購入してもらう場面など、さまざまな場面で使うことができます。