この記事では「別の観点から見ると」について解説をします。
「別の観点から見ると」とは?
違った立場から見ると、という意味です。
「観点」には、物事を見たり考えたりする視点という意味があります。
「観」は物の見方、考え方という意味を持つ漢字で、「点」は特定の位置という意味を持つ漢字です。
「から」は動作や作用の起点を表します。
「別の観点から見ると」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、違った立場から見るとこういうものもあります、と説明をするときに用います。
この後には、どういった事柄があるのかを述べます。
商品の売上げのことで説明をします。
ある商品は1か月に3000個売れています。
Aさんは、これは少ないと考えています。
売上げが少ないので、この商品の販売はやめようというのです。
しかし、Bさんは違いました。
売上げは少ないかもしれませんが、まだまだ改善の余地があり、売上げ個数を増やせる可能性があると考えています。
将来を期待される商品と考えているのです。
Bさんの考えは、Aさんとは違った観点から見たものです。
このように、違った立場で物事を見たり考えたりして、その見たり考えたりしたものを述べるときに、このような表現をします。
いろいろな立場から見たり考えたりすると視野が広がります。
視野が広がれば、物事の解決策が見つかることもあります。
「別の観点から見ると」を使った例文
・『別の観点から見ると○○といえます』
「別の観点から見ると」の返答や返信
違った立場から見た場合、どうであるのかを聞いてみてください。
そして、それについての自分の考えを述べます。
自分の考えを述べるためには、考えるための材料が必要です。
そのためには、相手の話をよく聞かなければなりません。
いろいろと口を挟みたくなるかもしれませんが、途中で口を挟むことなく、最後まで相手の話を聞きましょう。
そして、よく考えて自分の意見を述べます。
まとめ
この言葉は、違った立場から見たり考えたりすると、どうであるかを述べるときに用いるものです。
ひとつのだけでなく、違った立場からも見たり考えたりしてみてください。
そうすると視野が広がります。