料金についての表現は、いくつかあります。
「別途料金」の正しい意味と使い方を見ていきましょう。
「別途料金」とは?
「別途料金」の「別途」とは、この件とは別のことを指します。
この場合はお金の支払いに関する「料金」が続いています。
この件とは別に支払いが発生します、このような意味が含まれているといえるでしょう。
「別途料金」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
基本プランに加えて、オプションで料金がかかることを説明したい時があります。
「別途料金」はサービス業で用いられる言い方です。
「このお支払いとは別件で、料金が発生する可能性がございますので、あらかじめご了承ください」とお伝えしたい時に用いていきます。
お金に関する項目は、前もってお客様に説明しないとトラブルになる恐れも。
料金発生後にお伝えするのではなく、料金発生前にお客様に説明しておきましょう。
気の利いたひと言が、円満な場につなげてくれるでしょう。
「別途料金」を使った例文
・『アルコールなどのお飲み物は、別途料金が発生いたします』
・『別途料金がかかる場合は、あらかじめお客様にお伝えいたします』
「別途料金」の類語や言い替え
似ている表現に「基本料金にふくまれています」があります。
料金システムについて説明する時の文言です。
基本プランにどのような内容がふくまれるのか、分かりやすく図を使って提示したい時に向いています。
また別途料金が必要な場合は、具体例をあげて同じ資料に記載しておくと、分かりやすい図になるでしょう。
このほか言い替えの表現に「追加料金」や「オプション」があります。
追加料金とオプションは同じように使われていて、特別発注をしたい時の別途料金をいいます。
例えばカラオケ店で「延長をご希望の場合は、追加料金が発生いたします」と使われています。
まとめ
「別途料金」について解説しました。
色々な表現を学んで、敬語力を付けていきましょう。