この記事では「前回に引き続き」について解説をします。
「前回に引き続き」とは?
ひとつ前の回から続いて、という意味です。
「前回」は一つ前の回をいいます。
「引き続き」には、物事が途中で切れることなく続くことという意味と、すぐそれに続いてという意味があります。
この場合は前者の意味で用いています。
時間的に近くなくても、前にあった事柄と関係があったり、同じであったりする事柄が続いて起こることをいいます。
「前回に引き続き」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ひとつ前の回で行ったことを次の回でも行うときに用います。
前の回と次の回の間が時間的に離れていても、そこで行われる事柄が関連のある事柄や同じ事柄なら、この言葉を使うことができます。
会議のことで説明をします。
前回の会議では、新商品のパッケージデザインについて話し合いをしていました。
今回の会議では、新商品の販売方法について話し合いをします。
前の会議と次の会議では、話し合う内容が新商品という点で同じです。
このことを「前回に引き続き、新商品のことを話し合う」といいます。
まったく関係がない事柄の場合は「引き続き」とはいいません。
たとえば、前回の会議では新商品のことを話し合っていて、次の会議ではこれまで販売してきた商品の売れ行きを話し合うといった場合、関係がないので「引き続き」ではありません。
「前回に引き続き」を使った例文
・『前回に引き続き、○○についてお話を伺いたいと思います』
「前回に引き続き」の返答や返信
何を続けて行うのかによって対応の仕方が変わります。
数回行われるセミナーに参加をしている場合は、これまでから続いてセミナーが行われるので、そこで行われることを学びましょう。
会議の場合は、前の回で行ったことと関係のある事柄が話し合われます。
前に何があったのかを思い出して、会議に参加をしてください。
前の会議で使った資料が今回も必要ならば、それを用意しておきましょう。
まとめ
この言葉は、前にあった事柄を続けて行うときに用いるものです。
前の会議で話し合ったことを次の会議でも話し合うといったように、関連のある事柄が続くことをいいます。
時間的に空いている場合にも用いることのできる言葉です。