シンプルな表現ほど、使い方に悩むことがあります。
「力を生かし」の適切な使い方を見ていきましょう。
「力を生かし」とは?
この場合の力は、自分の持っている武器をあらわします。
温存していた体力を、未来の仕事のために役立てることを指しています。
「才能を生かし」や「経験値を生かし」と同じようなニュアンスで用いられています。
「力を生かし」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
面接で「あなたの長所は何ですか」や「この会社に入ったら、どのような働き方をしてみたいですか」と聞かれることがあります。
自己PRの文でも使えるのが「力を生かし」という表現です。
「生かす」は生命力がみなぎっていて、いきいきした様子を表現しています。
「能力を生かして」や「これまで培ってきた力を生かして」など言葉を補って用いていくと、より具体性のあるアピール文になるでしょう。
面接官の心に響く文になるように、これまでの歩みを丁寧に振り返って、筋道が通る文章にしていきましょう。
「力を生かし」を使った例文
・『英語力を生かして、国際貢献していきたいです』
・『能力を生かしていくために、こちらの職種を希望しました』
「力を生かし」の類語や言い替え
よく似た言い方に「力を活かし」が挙げられます。
「生かす」と「活かす」の使い分けは迷いやすいですが、成長力をあらわすのが「生かす」、古い経験を役立てていくのが「活かす」です。
履歴書ではどちらの漢字を当てはめても良いとされていますが、過去の経験を次の職場にいかしていくという意味では「活かす」が使われています。
しっくり合う方を選んで、悔いのない就活や転職活動をしていきましょう。
また「力を生かし」の言い替えの表現に「前職のスキルを活かし」や「学生時代に得た知識を役立てて」や「これまで培ってきた知恵と経験を活かしていき」等が挙げられます。
引き出しを多く持っておき、自分らしい表現に直していきましょう。
まとめ
「力を生かし」の正しい使い方を見てきました。
それぞれの使い方を学んで、あなたらしいリクルート活動を過ごしてみてください。