この記事では「参加したいと考えております」について解説をします。
「参加したいと考えております」とは?意味
ある物事に加わって一緒に行動する考えを持っている、という意味です。
「参加」は集まりなどに加わってともに行動をすることをいいます。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「休みたい」のような使い方をします。
「考え」は、何かをしようとする、判断するという意味です。
「ております」は「ている」を丁寧な言い方にしたもので、現在の状態を表します。
「参加したいと考えております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が何かに参加をする意志を持っているときに用います。
たとえば、セミナーが開催されるとします。
このセミナーへの参加は任意です。
部下がセミナーに参加をするのか上司は気になっていて、どうするのか尋ねてみました。
尋ねられた部下は参加をするつもりでいます。
その気持ちをこの言葉で表現をします。
「参加をしようと思う」という意味で、「参加をする」とはっきりと意思表示をしているのではありません。
はっきりとその意志を示すのであれば、「参加をします」「参加いたします」とします。
「いたす」は「する」の謙譲語なので、「〜します」よりも「〜いたします」とした方が丁寧な表現になります。
実際に何かに参加をするのであれば手続きが必要でしょうから、そのための手続きを行いましょう。
締め切りがあるはずなので、それまでに手続きを終えるようにします。
参加をするか悩んでいる間に締め切りになってしまうので、早めに決断をしましょう。
「参加したいと考えております」を使った例文
・『来月行われる○○に参加したいと考えております』
「参加したいと考えております」の返答や返信例
自分が参加希望者を受け付ける立場であれば、参加を希望してきた人への対応をします。
参加のための手続きを必要とするなら、必要な事柄を行ってもらいましょう。
申し込みフォームから申し込みをしてもらう、申し込み用紙に記入をして送ってもらうなどします。
何をする必要があるのか具体的に伝えてください。
また、必要な持ち物や当日の注意事項などがあれば伝えておきます。
自分は参加希望者を受け付ける立場ではなく、どうするつもりなのか尋ねてこの言葉が返ってきたときは、参加をすすめてみるとよいかもしれません。
まとめ
この言葉は、ある事柄へ参加をしたい話し手の気持ちを表すものです。
「考えております」よりも「参加いたします」などとした方が、それをするという強い気持ちを感じられます。
どうすれば気持ちがうまく伝わるか考えて言葉を選んでください。