「参考にしたものだと考えているのですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「参考にしたものだと考えているのですが」とは? ビジネス用語

ここでは「参考にしたものだと考えているのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「参考にしたものだと考えているのですが」とは?

「参考にしたものだと考えているのですが」は、何かしらの対象が、別の何かを参考にしたものだろうと思っているという使い方になります。

例えば、「貴社の新製品の○○ですが、A社の△△を参考にしたものだと考えているのですが、権利的な問題はないのでしょうか」といったように用いられます。

この使い方では、参考にした先の権利を侵害しているようなことはないかと言っており、この手の用い方をすることも多く、何かその対象について聞きたいことがある場合に使われる表現となっています。


「参考にしたものだと考えているのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「参考にしたものだと考えているのですが」は、先の例のような他社が相手ではなく、自社内で用いることもあります。

その時にも、「先のコンペのアイデアは○○社の△△を参考にしたものだと考えているのですが、その点はどうなのでしょうか」といったような使い方になります。

参考にした程度であれば、権利関係などに問題があることはまずありませんが、その会社が取得している特許権を侵害するようなことになると、その限りではありません。

そういった点に対して、そういったことはないかと使われることが多いのがこの表現になります。


「参考にしたものだと考えているのですが」を使った例文

・『この○○は、世間で有名な△△を参考にしたものだと考えているのですが、その権利を侵すよなことはないかと心配しています』

「参考にしたものだと考えているのですが」の類語や言い替え

・『よく似たものだと考えていますが』
このように使うと、「○○は△△によく似たものだと考えていますが、やはりそちらを参考にしたのでしょうか」のような使い方になり、近い意味で後にその似ている理由は何かを参考にしたためなのか、などと続けて用います。

まとめ

「参考にしたものだと考えているのですが」は、何かが別の何かに似ているのはそれを参考にしたものなのか、と用いる表現になります。

製品類だけでなく、資料の類いが何かの別のそれを参考にしたものかといった使い方をしてもよく、ビジネスシーンでもまま用いられている表現です。

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