「取り扱っておりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「取り扱っておりました」とは? ビジネス用語

ここでは「取り扱っておりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「取り扱っておりました」とは?

「取り扱っておりました」は、何かの商品、またはサービスの類いをそれ以前には扱っていたと伝えるために使われます。

よって、ビジネスシーンやBtoCの場面で用いられる表現で、「そちらの商品は、以前は取り扱っておりましたが現在では扱いがございません」などと使われます。

語尾が「おりました」と過去形になっているため、このような前はそうだったといった用い方をする表現になり、だが今はそれがないと続ける用い方がほとんどになると考えていいでしょう。


「取り扱っておりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「取り扱っておりました」は、相手よりその商品やサービスについて訊ねられた際に、先のように「以前は取り扱っておりましたが〜」などと用いる表現になります。

それ以外の使い方では、該当の商品やサービスの提供側が自ら「弊社が取り扱っておりました○○ですが、△月をもって販売を終了することになりました」といったように用いることができます。

この手の使い方の場合も、やはり以前はそうだったと用いており、今はそうではないと続けるために使われています。


「取り扱っておりました」を使った例文

・『確かにその商品は取り扱っておりましたが、現在では販売しておりません』
・『当店が取り扱っておりました○○ですが、メーカー廃盤により、現品限りの販売となります』

「取り扱っておりました」の類語や言い替え

・『取り扱いがありました』
少し形を変えた表現になり、このように言い替えても意味は一緒です。

どちらでもほとんど変わりはありませんが、問い合わせについての回答に用いるのに向いているため、「以前は取り扱いがありましたが〜」のような使い方がよく見られます。

そのため、自ら扱っていた製品やサービスについてのアナウンスを行う際にはあまり用いられていません。

まとめ

「取り扱っておりました」は、その商品やサービス類を以前は提供していたという使い方で用いられます。

主として問い合わせに対しての回答に、またはその商品などの提供をやめるといったアナウンスのために用いられており、前はそうだったが今は〜と続ける使い方になります。

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