ここでは「取り組んでいる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「取り組んでいる」とは?
「取り組んでいる」は、何かに取り掛かっているという意味になります。
すぐに終わるようなことではなく、長い時間を掛けてそれを続けてような内容が対象になるため、「我が社では、地域の環境保全に長年取り組んでいる」といったような使い方になり、会社として長年ずっとその活動を続けていると言っています。
このような活動内容があるものを挙げ、それを続けていると用いるための表現になりますが、個人的に「最近はRuby言語の習得に取り組んでいる毎日です」などと使うこともでき、そこまで大きな対象でなくても問題ありません。
「取り組んでいる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「取り組んでいる」は、先のように、それを続けているという使い方をする表現です。
「今正に取り組んでいるところです」や、「昨年から取り組んでいる最中です」のように用いることも多く、そういった対象にこう取り掛かっていると使います。
また、「この夏から来年の受験勉強に取り組んでいるものの、あまり身が入らなくて困っています」などといった用い方をしてもよく、この手のそうしているが、と使う例もよく見聞きします。
口語、文章は問わない表現のため、そのどちらでも特にシーンを選ばずに使われています。
「取り組んでいる」を使った例文
・『先月から営業力の強化に取り組んでいる最中ですが、まだこれという結果には結びついていません』
・『今取り組んでいる課題がなかなか難しく、参考になる資料を色々と探しています』
「取り組んでいる」の類語や言い替え
・『励んでいる』
この表現は、その対象に力を入れて取り掛かっているという意味で使われます。
よって、「受験勉強に全力で取り組んでいる最中です」は、「〜に励んでいるところです」のように言い替えることができ、個人的にそれに力を入れて続けているという場合に用いるのに向いています。
まとめ
「取り組んでいる」は、その対象に取り掛かっているという使い方になる表現です。
そうしているものの、と続けて用いてもよく、会社などの団体として、個人的にといった色々な使い方ができます。