この記事では、「唖然としました」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「唖然としました」とは?
「唖然としました」は、非常に驚き呆れて声がでない様子を伝える丁寧な表現です。
「唖然+と+しました」で成り立っている語で、「唖然」は「思いがけない出来事に驚き呆れて声も出ない様子」、「と」は接続助詞、「しました」は「する」の連用形「し」+手稲語「ます」の過去形「ました」、全体で「思いがけない出来事に驚き呆れて声もでなかった」の敬語表現になります。
「唖然としました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「唖然としました」は、相手が目の前で意表を突いた言動をした時に使われます。
ただびっくりしただけではなく、何が起きたのかわからず、言葉を発せられない状態を表します。
基本的に、感動したり、危険な目に遭った時ではなく、驚き呆れる気持ちが含まれます。
良い意味・悪い意味という定義はありませんが、相手にとって「呆れること」ですので、目上の人や社外の人の言動に対して使う際には言い換えた方が良いでしょう。
「唖然としました」の正しい文章表現
「唖然としました」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『大変驚きました』
「大変」は「程度がはなはだしい様子」、「驚きました」は「驚く」の連用形「驚き」+丁寧語・過去形「ました」です。
シンプルですが、ビジネスで使える無難な表現です。
「唖然としました」を使った例文
「唖然としました」を使った例文は以下の通りです。
・『社長がスピーチの最中に急に歌い出したので唖然としました』
・『新入社員からため口で呼びかけられたので唖然としました』
・『面接を受けた企業で、女性にお茶当番があると聞いて唖然としました』
「唖然としました」の類語や言い替え
「唖然としました」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『思わず言葉を失いました』
・『呆気にとられました』
・『思わず絶句いたしました』
まとめ
今回は「唖然としました」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。