物事についてのokや可能を言い表す場合には、「問題ございません」との言葉は欠かせません。
頻繁に聞かれることがあるフレーズですが、これはどんな意味があってどのように使うかなどは、よく知って置く必要がありそうです。
「問題ございません」とは?
置かれた状況や予定などについて、大丈夫であったり差し障りがないことを伝える時の丁寧な表現です。
「問題ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
他社から仕事の依頼を受けたり、スケジュールは大丈夫か聞かれることや、可能かどうかを問われるような場面があります。
そのような色々なシーンで、okや可能なことを伝える時に「問題ございません」を使うことができるでしょう。
これは本来の形「問題ないです」と言うより、遥かに丁寧な印象になります。
また相手のミスに対して、不安を打ち消す意味でも使うことは可能です。
使い方としては、この一言だけを用いることでも違和感はありません。
また場面によっては「午前中ならば」など前置きの言葉を付けることで、何が問題がないのかをはっきりと明示するのが適切です。
「問題ございません」を使った例文
・『書類を無くされたとのことですが、代わりをご用意するので問題ございません』
・『こちらのデザインでも問題ございませんが、もう少し明るい色合いにしていただきたいとのことです』
「問題ございません」の類語や言い替え
「差し支えございません」は、障害や支障についてを表す「差し支え』を用いて、問題ないことを現しています。
「支障ございません」は、差し障りを表す「支障」がないという表現です。
「宜しいです」は、良いの丁寧な言い方である「宜しい」を用いた形となります。
「大丈夫でございます」は、安心で危なげない意味の「大丈夫」を使った言い方ですが、人によっては違和感を覚えるかも知れません。
「結構でございます」の場合は、満足や立派など前向きな意味がある一報、不要を表すこともできるので注意が必要です。
「ご心配には及びません」は、思い煩う必要がない意味であり、相手の不安を打ち消す意味で使われます。
まとめ
差し障りなくてokなことを伝える時に、「問題ございません」を使うのでした。
これは相手の不安を打ち消すときにも言うことができるでしょう。
言い換える場合には、「差し支えございません」や「ご心配には及びません」など様々な表現を選ぶことが可能です。
