この記事では「増して強くなりました」について解説をします。
「増して強くなりました」とは?意味
ある事柄が増えて強化された、という意味があります。
「増し」は「増す」のことで、多くなる、増える、高まる、優れるようにするという意味です。
「強く」には、力や技などが他よりも優れていて負けない、環境や条件に負けないという意味があります。
物、人、環境など、さまざまな事柄について使われます。
「なり」は「なる」のことで、物事が実現する、状態や形などがこれまでと違ったものに変わるという意味です。
「まし」は「ます」のことで敬意を表す語、「た」はその行為が過去に行われた意を表す語です。
「増して強くなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、前に比べてあるものの状態が強くなっていることを伝えるために用います。
比べるものがないと「強くなった」とはいえないので、何か比べるものがあります。
商品の場合ならば、以前の商品に比べて強くなったという場合にこの言葉を使います。
ただ強くなったのではなく、何かが増えたことで強くなっています。
使用する素材の量が増えて環境に耐える力が増したといったことです。
何かが増えたのではないけれど強くなることもあります。
気持ちの場合だと、考え方が変わって強くなることもあるでしょう。
この場合は何かが増えたのではありません。
物の場合は技術によって強くなることもあります。
これも何かが増えたのではありません。
何かが増えたのではないけれど強くなったときは、「強くなりました」といいます。
強くはなっていないけれど何かが増えたときは、「増えました」「増しました」といいます。
「増して強くなりました」を使った例文
・『従来品と比べて○○が増して強くなりました』
「増して強くなりました」の返答や返信
商品の宣伝で世間一般に向かって伝えていることがあります。
その場合は、どういった商品なのか興味があるなら確かめてみるとよいでしょう。
個人的に伝えられているときは、どのように強くなったのか確かめてもよいなら、確かめせてもらうとよいかもしれません。
実際に自分でやってみるとわかります。
まとめ
この言葉は、何かが増えて、何かが強くなったと知ってもらうために使うものです。
あるものと比べるときに使われます。
