正しい言葉の意味を知っておくと、間違いのないやり取りができるもの。
「定期的」の使い方を見ていきましょう。
「定期的」とは?
決まったサイクルごとに、イベントや催し物をおこなうことをあらわします。
1回のみの単発の予定ではなく、ある程度のまとまりを得て開催される行事をいいます。
ビジネス研修会、講習会、販促会に使われています。
「定期的」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
習慣的におこなうもの、季節ごとに開催されるものなど、年間スケジュールに毎年のように組み込まれているものを「定期的」といいます。
1回こっきりではなく、複数回おこなっていることが「定期的」です。
ある程度毎年おなじ時期にやっていること、期間が決まっているものに使用していきましょう。
一方で定期的は明確な定義がなく、あいまいに見えることも。
例えば初めて仕事をする社外の方に「定期的にお知らせします」と伝えても、人によって受け取る印象は様々。
区切りがないので、不安を与えてしまうことがあるかもしれません。
仕事の付き合いが浅い方には丁寧な説明を付け加えておくなど、シーンによって具体的な言葉を添えていくようにしましょう。
「定期的」を使った例文
・『ロビーでは定期的に、演奏会をおこなっています』
・『定期的に、従業員研修を実施しております』
「定期的」の類語や言い替え
似ている言葉に「不定期」があります。
きっちりしたフォーマットがなく、その時の事情にあわせてイベントの開催を決める時に使われています。
例えば「この会場では、不定期で様々なイベントをおこなっています」というと、開催時期に決まりはないものの、条件があう時にイベントを実施しているという意味になります。
また言い替えの表現に「コンスタントに」「恒例行事として」があります。
コンスタントは「規則的に、一定の」という訳があります。
恒例行事は習慣的におこなっている催し物をいいます。
覚えておきましょう。
まとめ
「定期的」の使い方を見てきました。
正しい意味を知って、敬語のスキルを上げていきましょう。
