秋頃の会話や手紙中では、「寒くなる一方です」を使うことがあります。
これは相手を気遣う時にも使われる表現です。
その用法や注意点などを確かめてみましょう。
「寒くなる一方です」とは?
秋ごろから冬の厳寒期へと向かって、寒さがだんだん厳しくなって行くという、気候の変化を伝える表現です。
「寒くなる一方です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
真夏の気温のピークを迎えれば、その後は冬の厳寒期まで気温がずっと下がって行きます。
そのような今後の気候の状況について取り上げる時に、「寒くなる一方です」を使うことができるでしょう。
これは気温低下に伴って発生しがちな体調不良を気遣う目的でよく登場し、秋の頃の挨拶やスピーチ、秋に贈る手紙やメールなどに用いることが可能です。
その場合は「これから」「冬に向けて」など、時期についての言葉を前に置くことができます。
そして体調を気遣う場合には、「風邪を引かないよう」や「お体は大丈夫ですか」などの言葉を併せて述べることができるでしょう。
これは寒さが目立ってくる秋から使われますが、北国や山間部ほど寒くなる時期は早まったり、厳しい寒さが無縁な地域もあります。
手紙の場合は特に、相手の居住地を確かめて用いる必要があるでしょう。
「寒くなる一方です」を使った例文
・『これから寒くなる一方ですので、皆さんは風邪を引かないようにして頑張ってください』
・『冬に向けて寒くなる一方ですから、どうかくれぐれもご自愛くださいませ』
「寒くなる一方です」の類語や言い替え
「寒さが厳しくなってまいります」は、これから気温が一段と低下して行くことを、敬意を込めて伝えています。
「冷え込みが厳しくなります」は、これから気温の低下が著しくなることの表現です。
「底冷えする日々が続きます」は、気温が非常に低下した日常が連続することを表します。
「寒くなってきました」は、気温が低下してきたことを伝える表現です。
「寒い日が続きますは、気温が低い日々が連続することを表します。
まとめ
今後に気温がだんだん下がっていく秋の頃から、「寒くなる一方です」との表現を使うことができるのでした。
これは特に相手の体調を気遣って使う表現となります。
秋のスピーチや手紙の中で、活用してみてはどうでしょうか。
