「寒さが厳しい折」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「寒さが厳しい折」とは?
「寒さが厳しい折」とは、「寒さが厳しい冬の時期・季節」を意味している時候のあいさつのビジネス用語です。
「寒さが厳しい折」というのは、「寒さが厳しい冬の時候のあいさつ」として使われる定型的な言葉です。
「寒さが厳しい折」を使うべき時期に明確な定義はありませんが、二十四節気でいうと「大雪(12月7日頃)から立春(2月4日頃)までの冬の寒い季節」に使うのがもっとも適しています。
「寒さが厳しい折」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「寒さが厳しい折」のビジネス用語は、「厳しい寒さとなる冬の季節の時候のあいさつ」として使う使い方になります。
「寒さが厳しい折」は文語(書き言葉)としての表現であるため、ビジネスメールを含むメールやはがき・手紙などの書き言葉として使われます。
対面して会話をするときの話し言葉としては使われません。
使うときの注意点は、「寒さが厳しい折という時候のあいさつをいつ使うべきかについてのルールはありませんが、11月に使うと少し早すぎるので寒さが強まってくる12月から2月初旬にかけて使うのが良い」ということです。
「寒さが厳しい折」を使った例文
・『寒さが厳しい折、風邪など引かないようお気をつけください』
・『寒さが厳しい折、暖かくしてご自愛専一にてお過ごしください』
・『寒さが厳しい折、皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます』
「寒さが厳しい折」の類語や言い替え
「寒さが厳しい折」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『寒さ厳しき折』
・『寒さ厳しき折柄』
・『寒さが厳しい頃』
・『厳寒の候』
・『大寒の節』
「寒さが厳しい折」というのはやや口語的(話し言葉的)な言い回しですが、これをより文語的(書き言葉的)な類語にすると「寒さ厳しき折・寒さ厳しき折柄(おりがら)」になります。
日常生活でも違和感なく使える類語の言い回しとして、「寒さが厳しい頃」もあります。
漢語的なかしこまった類語として、「厳寒の候・大寒の節」も上げることができます。
まとめ
「寒さが厳しい折」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「寒さが厳しい折」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
