この記事では「対象として」について解説をします。
「対象として」とは?意味
行為の目標となるものは、という意味です。
「対象」には、行為の目的になるものという意味があります。
「対」はあいて、「象」は物の形、目に目る姿という意味のある漢字です。
「として」の「し」は「する」のことで、行為や動作を行う、人や物を違った状態にならせるという意味です。
「対象として」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何を対象にしているのかを伝える際に用います。
新しくおもちゃを発売することになったとします。
おもちゃといっても、高度な技術を使ったものもあれば、簡単に遊べるものもあり、それを使う人の年齢によって適したおもちゃがあります。
大人が簡単なおもちゃで遊んでも、それほど面白くはないでしょう。
高度な技術を必要とするおもちゃを小さな子どもに与えても、それをうまく使うことができません。
今度販発売するおもちゃは、3歳児向けのものです。
このことを「3歳児を対象としております」といいます。
このように、何を対象にしているのかを伝える際に用いる言葉です。
商品の売り上げを伸ばすためには、買って欲しい人を絞り込んだり、その人たちが何を求めているのかを知ったりすることが大切です。
どういった人を目標にしているのかはっきりとさせ、その人たちの特徴を調べてみるとよいでしょう。
また、講習会を受けるべき社員はこういった人です、と伝えるときなども使われます。
このときは、多くの社員に向かって伝えます。
「対象として」を使った例文
・『小学生を対象としております』
「対象として」の返答や返信
対象となるものを伝えているので、それを知っておくとよいでしょう。
社員が受けるべき講習会の対象となる人や、健康診断の対象などを伝えていることもあります。
その場合は、自分がその対象となるのかを確認してください。
この言葉とともに対象となる人の特徴を伝えているはずです。
対象となる場合は、講習会ならば参加をする必要があり、健康診断なら受ける必要があります。
まとめ
この言葉は、何を行為の目標としているのかを伝えるものです。
こういった人に買って欲しい、こういった人は講習会を受けなければならない、といったことを伝えるために使われます。