ここでは「崩してしまい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「崩してしまい」とは?
「崩してしまい」は、それに「崩す」と使える場合に、そうしてしまったという意味になります。
例えば、「少し体調を崩してしまい、今日は休んでいます」と使った時には、体調がその対象となり、それを崩す=具合がよくないと言っていると解釈できます。
そして、「そこに重ねて置いておいたのですが、誰かがぶつかって崩してしまいました」などと、物理的に崩壊させたという意味で使っても構わず、そちらの用い方でも見聞きします。
「崩す」と使っているので、その場合には落下させたという意味合いを少し大きくした用い方になります。
「崩してしまい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「崩してしまい」は、先のように体調などの具合に関して、または何かの物理的な対象が崩れたと用いることもある表現です。
後者の使い方はそれこそ簡単ですが、前者には色々な用い方があり、「予定を崩してまで行う必要もないでしょう」といったように使うこともできます。
この時には、予定していた内容をキャンセルしてまで行うこともないだろうと言っています。
また、お札を小銭に両替することとして、「1万円を崩してしまい、千円札だらけになってしまいました」などともよく用いられています。
「崩してしまい」を使った例文
・『もうちょっとで完成だったのに、最後で土台のパーツごと崩してしまい、やり直しになってしまいました』
・『きちんとした計画を立てたのですが、先方の都合でそれを崩してしまい、今は何も決まっていません』
「崩してしまい」の類語や言い替え
・『壊してしまい』
こちらも体調などに使うことができたり、物理的にも用いられている表現です。
同様に、「お腹を壊してしまい、あまり食欲が湧かない状態です」のような使い方から、「車を壊してしまい、身動きがとれません」のようにも用いることができ、意味としても似ている表現です。
まとめ
「崩してしまい」は、体調をそうしてしまった、予定がそうなって(無くなって)しまったといった意味で使われたり、目に見えるものを崩壊させてしまったとも用いられる表現です。
お札をそうして小銭するという使い方でもおなじみで、そちらの用い方は日常的に見られます。