「巻き返したいと思います」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「巻き返したいと思います」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「巻き返したいと思います」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「巻き返したいと思います」とは?

「巻き返したいと思います」のフレーズにおける「巻き返す」は、「巻いてもとの状態に戻すこと」を意味する言葉で、そこから転じて「劣勢から勢いを取り戻し反撃すること」の意味として使われる言葉です。

また、次の「たい」は希望を表す言葉です。

そして最後の「思います」「思う」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。

したがって、「巻き返したいと思います」のフレーズは、「劣勢から勢いを取り戻し反撃したいと思う」との意味の丁寧な表現となります。


「巻き返したいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「巻き返したいと思います」のフレーズは、ビジネスシーンでは競合他社との関係でよく使われる表現です。

例えば、競合他社とのシェア争いで劣勢にある状態をひっくり返したいとの思いを、「営業力を強化し、A社とのシェア争いの巻き返したいと思います」等と使われます。

また他社との比較ではなく、目標との比較において後れを取り戻すといった意味でも、例えば「プロジェクトは遅れ気味になっていますが、これから尽力して巻き返したいと思います」等と使われることもあります。


「巻き返したいと思います」を使った例文

・『画期的な新製品を開発し、先行するA社に対して巻き返したいと思います』
・『プロジェクトに遅れが生じていますが、残り6か月あるので、何とか巻き返したいと思います』

「巻き返したいと思います」の類語や言い換え

「巻き返す」の類語としては「挽回する」「取り返す」等が挙げられます。

したがって「巻き返したいと思います」のフレーズは「挽回したいと思います」「取り返したいと思います」等と言い換えることができます。

また、「思います」を謙譲語表現の「存じます」に換えて、「巻き返したいと存じます」との敬語表現とすることもできます。

さらに、このフレーズは「巻き返しを図りたいと思う」「巻き返しを期したいと思います」等と言い換えることも可能です。

まとめ

「巻き返したいと思います」のフレーズは、「劣勢から勢いを取り戻し反撃したいと思う」との意味の丁寧な表現です。

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