「徹底してまいる所存」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「徹底してまいる所存」とは?
「徹底してまいる所存」とは、何かを隅々まで行き渡らせ、やり遂げる決意を伝えたいときに使用できるフレーズです。
「徹底」は「てってい」と読み、「隅々まで行き渡らせること」もしくは「一貫してやり遂げること」という意味です。
「所存」は「しょぞん」と読み「思う、考える」の謙譲表現となります。
組み合わせて「やり遂げるために全力で取り組むつもりです」という意味になります。
丁寧な表現ですので目上の人や目下の人、同僚など幅広い相手へ使うことができます。
「徹底してまいる所存」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「徹底してまいる所存」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの職場であるコンプライアンス違反が指摘され、改善措置を打つことをホームページに掲載することになったとします。
その際、「コンプライアンス遵守に向け、チェック体制の確立や社内倫理の向上を徹底してまいる所存です」のように決意を述べると丁寧で真摯な思いが伝わりやすくなります。
「徹底してまいる所存」を使った例文
・『お客さまサービスを徹底してまいる所存でございます』
・『ハラスメント撲滅に向け社内教育を徹底してまいる所存です』
「徹底してまいる所存」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「とことん突き詰めてまいります」や「徹底してまいります」「最善を尽くせるよう努力いたします」などに言いかえできます。
また「誠心誠意努めて参ります」「全力で取り組んで参ります」なども同様の意味となりますのでシーンや相手先によって使い分けましょう。
まとめ
このように「徹底してまいる所存」は、何かを隅々まで行き渡らせ、やり遂げる決意を伝えたいときに使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。