「心がけたいと思います」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「心がけたいと思います」とは? ビジネス用語

この記事では、「心がけたいと思います」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「心がけたいと思います」とは?

「心がけたいと思います」は、「これからあることを、常に気に留めて忘れない様にすることを伝える丁寧な表現」です。

「心がけたい+と+思います」で成り立っている語で、「心がけ」は動詞「心がける」の連用形で「常に気に留め、忘れることのないようにする」という意味、「たい」は希望の意味の助動詞、「と」は接続助詞、「思います」は動詞「思う」の連用形に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「常に気に留め、忘れることのないようにしたいと思う」の敬語表現になります。


「心がけたいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「心がけたいと思います」は、新しく就く仕事で常に注意したいと思う点を伝える時や、ミスをした後で反省・改善するべき点などを伝える時に使われます。

自分がその様にしたいという希望であり、他人から見て実際にそうしているかを判断する基準はありません。

あくまで意欲を伝える言葉ですので、その後の行動で信頼してもらえる様にしましょう。


「心がけたいと思います」の正しい敬語表現

「心がけたいと思います」の正しい敬語表現は以下の通りです。

『心がける所存でございます』

「思います」が口語的ですので言い換えが必要です。

「所存」「心に思うところ」という意味、「ございます」は動詞「ある」の丁寧語「ござる」の連用形に、丁寧語の「ます」が付いた語です。

『心がけたく存じます』

「たく」は希望の助動詞「たい」の連用形、「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形に、丁寧語「ます」が付いた語です。

「心がけたいと思います」を使った例文

「心がけたいと思います」を使った例文は以下の通りです。

『これからはしっかり確認するよう心がけたいと思います』

仕事でミスした後で、確かめをすることを忘れない様にすると意思表示しています。

『一日も早く皆さんのお役に立てるよう心がけたいと思います』

新しく着任してきて、早く仕事を覚えて一人前になりたい、会社に貢献したいと意思表示しています。

「心がけたいと思います」の類語や言い替え

「心がけたいと思います」の類語や言い替えは以下の通りです。

『努めたいと思います』

「努める」「精を出して仕事をする」という意味です。

『留意したいと思います』

「留意(りゅうい)」「あるものごとを心にとどめて、気をつけること」という意味です。

まとめ

今回は「心がけたいと思います」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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