「快く応じてくださり」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「快く応じてくださり」とは?
「快く応じてくださり」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「ご快諾(かいだく)していただきまして」もしくは「気持ちよく引き受けてくださいまして」などという意味合いで使われている表現です。
本来は違う会社や組織などと共にひとつの事業や任務などを行っていく過程においては、関係者間で密に連絡を取ったり話し合いなどを実施しながら目の前にある仕事や作業などに取り組んでいく必要が出てきますが、それらのコミュニケーションを図っていく中で、相手がこちらからの依頼をそのまま受理してくれたり、効果的な措置を講じてもらえた場合などに用いられている言い回しです。
「快く応じてくださり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「快く応じてくださり」とは、「弊社からの勝手なお願いを聞いていただきまして」または「いやな顔ひとつせずに引き受けていただきましたことで」などという意味合いで用いられている文言です。
ビジネス上では係わっている会社や組織などと数多くの業務における調整ややり取りなどを行っていくのが一般的ですが、それらの応対の中で先方に向けて緊急的な依頼をした際に文句のひとつも言わずに受け入れてもらえたり、何よりもこちら側のためだけに尽力してもらえた場合などに使用されています。
また、相手から応じてもらえたことで、好転した状況や打開することができた難局などについても触れておけば、より一層その時の実態についても理解してもらいやすくなるでしょう。
「快く応じてくださり」を使った例文
・『弊社からの急な用件に快く応じてくださり、心よりお礼申し上げます』
・『次回行われる予定の打ち合わせにおける開始時間のご変更につきましては、快く応じてくださり大変助かりました』
「快く応じてくださり」の類語や言い替え
・『依頼内容どおりに気持ちよくご対応いただきまして』
・『進んで引き受けていただきましたので』
・『ご承諾いただけたことで』
まとめ
「快く応じてくださり」とは、ビジネスの場において「ご了承していただきまして」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
