この記事では「念のため再送いたします」について解説をします。
「念のため再送いたします」とは?意味
いちおうもう一度送ります、という意味です。
「念のため」には、さらに注意をするためという意味があります。
今よりももっと気を配って何かをするさまを表します。
「再送」はもう一度送ることです。
「再」はふたたび、「送」は物や情報などを届くようにするという意味を持つ漢字です。
「いたし」は「する」の謙譲語になります。
「ます」は敬意を表す語です。
「念のため再送いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、もう一度何かを送るときに用います。
もしかしたら、相手が受け取っていないかもしれないときに、この言葉を使うことが多いです。
AさんがBさんにメールを送ったことで説明をします。
AさんはBさんにメールを送り、返事を求めました。
しかし、何日か経ってもBさんからの返事がありません。
Aさんはメールを送ったつもりですが、もしかしたら送り忘れていたかもしれないし、Bさん側で迷惑メールとして扱われてしまっているかもしれません。
そこで、もう一度送ることにしました。
同じメールが2度送られてくると不思議なので、「いちおうもう一度送る」と伝えておくことにしました。
そのときにこの言葉を用います。
メールへの返事の催促をする際には伝え方に注意が必要です。
返事をするよう促すときに、相手を非難しないようにしましょう。
返事が遅れているのは、何らかの事情があるからだと考えられます。
返事が遅いことでこちらが迷惑を受けていたとしても、相手の事情を考えて非難しないようにします。
自分の側を低めて表現するように努めます。
「念のため再送いたします」を使った例文
・『○○のお返事をいただきたく、メールをいたしました。○○を念のため再送いたします』
「念のため再送いたします」の返答や返信例
メールへの返事を求められているなら、返事を出してください。
相手はすぐにでも返事が欲しいでしょうから、この言葉を使っているメールを受け取ったその日のうちに返事を出すことが望ましいです。
期限が定められているときは、その日までにメールを送りましょう。
返事が遅くなってしまったことへは謝罪をします。
忙しいなど事情があるかもしれませんが言い訳はしません。
言い訳をしてしまうと謝罪の気持ちが十分に伝わらなくなります。
まとめ
この言葉は、もう一度何かを送るときに用います。
メールへの返事の催促として使うときには、相手を不快にさせないように配慮をしましょう。
相手にも事情があることを考えて、非難しないようにしてください。
