「思料しております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「思料しております」とは?
「思料しております」とは、ビジネスシーンにおいて「さまざまな状況を踏まえて検討しております」もしくは「じっくり考慮している最中でございます」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上で取引相手や得意先、または自社の上司や取締役などに向けて「思案を重ねております」ないし「結論を出すまでにはもうしばらく時間が必要です」などというニュアンスで使用されており、業務上の問題点や不具合などにおける解決方法や打開策などについて、案をひねり出そうとしている旨を伝えたい場合に用いられている文言です。
「思料しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「思料しております」とは、「さまざまな事情を踏まえて思いをめぐらしております」または「いろいろな状況を想定して準備に取り掛かっているところでございます」などという意味合いで用いられている言い回しです。
事業やプロジェクトなどを進めていくにおいて、関係各所に向けて「準備を整えている最中でございます」あるいは「あらゆる状況を想定して対策を講じております」などというニュアンスで使用されており、業務におけるよりよい方法や手段などを熟考している旨を伝えたい場合に用いられています。
「思料しております」を使った例文
・『弊社が進むべき来期の方向性につきましては、現在思料しておりますので結論がで次第お知らせ申し上げます』
・『競合他社が展開している新しいサービスについて思料しておりますが、弊社のサービスよりも優れている点がいくつか見受けられます』
「思料しております」の類語や言い替え
・『検討を重ねております』
・『良い回答を出せるように熟慮しております』
・『じっくり考慮している最中でございます』
まとめ
「思料しております」とは、ビジネスの場において「あらゆる場面を想定しております」または「考えを巡らした上で結論を出させていただきます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせてそつなく使いこなすようにしましょう。
