何か決める時には苦悩が付きまといますが、「悩みに悩んだ結果」という表現が使われることもあります。
とても苦悩をする表現なだけに、気をつけたい要素も含んでいるようです。
悩みに悩んだ結果の使い方などを確認してみましょう。
「悩みに悩んだ結果」とは?
ある物事について、はなはだしく苦しみ思いわずらった末に生じた状態のことです。
物事を決めたことを語る時に使われます。
「悩みに悩んだ結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務上では決めるのが難しくて、とんでもなく悩まされる事柄があります。
そのような非常な苦悩の挙げ句にある結果が得られた場合に、「悩みに悩んだ結果」を用いるのが良いです。
例えば仕事の手順、デザイン、人選などについて悩んで結論が出た場合に、これを使うことができるでしょう。
その場合は、「人選で」などのように何のことで悩んだのかを含めたり、「彼を選んだ」のように結果として何をするかの情報などを併せることができます。
気をつけたいのは「悩みに悩んだ」は非常に悩んだ意味になるため、僅かに悩んだ程度のことでは使えないことです。
些細な悩みの結果にこれを使っては、とても大袈裟な表現になってしまうでしょう。
「悩みに悩んだ結果」を使った例文
・『悩みに悩んだ結果、最新式の機械を導入することにしました』
・『デザインについて悩みに悩んだ結果、このような結論に達しました』
「悩みに悩んだ結果」の類語や言い替え
「非常に悩んだ結果」は、非常に苦悩した末の状態を表しています。
「とても苦悩した挙げ句」は、非常に悩み苦しんだ末に結局を表している言い方です。
「十分検討した末」は、満ち足りて不足がないほどに、良く考えて調べた後を表します。
「じっくり考えた結果」は、時間をかけて念入りに思考した末の状態のことです。
「熟慮を重ねた結果」は、よく考えることを繰り返した末の状態を意味します。
「厳正な審査を行った結果」は、厳しく正しい審議や査定の末の状態のことです。
まとめ
非常に苦悩した末の結果を表しているのが、「悩みに悩んだ結果」という表現なのでした。
これにより何に悩んだか、どんな結果が出たかを伝えることができるでしょう。
しかし些細な悩みについて使うと、大袈裟な表現になってしまうことには気をつけてください。